めんどくさがりの受験世界史

覚えること多すぎな世界史をめんどくさがりの僕が覚えた方法を紹介していきます〜

サクッとオリエント世界⑦(アケメネス朝ダレイオス1世以降)

こんにちは!

 

 

ヒロトです!

 

 

突然ですが、

 

 

オリエント世界についてどんな印象を持っていますか?

 

 

「民族が多すぎて覚えられない、、、」

 

 

「関係図がごちゃごちゃでわからない、、、」

 

 

と思ったことはありませんか?

 

 

確かに複雑に見えますよね。

 

 

でも実は、一個一個しっかりと内容を追っていけばそこまで複雑ではないんです。

 

 

あなたもこの記事を読んでオリエントマスターになりましょう!

 

 

今回はダレイオス一世の治世からの内容を書いていきます。

 

 

ダレイオス一世の治世では駅伝制を始めとして様々な政策によって国力を増強しました。

 

 

アケメネス朝の都は確定的なものがなく、

一般的には祭儀用の都がペルセポリスで、

政治用の都がスサでした。

 

 

また、季節によって都を変えていました。

夏は元メディアの都であったエクバタナで、

冬は新バビロニアの都であったバビロンでした。

 

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ダレイオス1世の対外政策はギリシャ世界への干渉でした。

 

支配下にあったイオニア地方で反乱が起きると4回にわたりギリシャ遠征をしました。

 

これがいわゆるペルシア戦争です。

 

しかしギリシャ征服はできませんでした

 

アケメネス朝崩壊

 

ダレイオス3世の治世に、マケドニアアレクサンドロス大王が東方遠征を行いました。

 

そしてBC333年にイッソスの戦い

BC331年にアルベラの戦いを行いました。

 

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結果的にアケメネス朝は負けてしまい、ペルセポリスは崩壊しました。

 

まとめ

1季節や目的ごとに都が選ばれた。

 祭儀用にペルセポリス、政治用にスサが都になった。

 

2ダレイオス一世はギリシャに4回遠征したペルシア戦争が支配できなかった。

 

3ダレイオス3世の治世にマケドニアアレクサンドロス大王とのイッソス、アルベラの戦いに負けて滅亡した。

 

以上で今回の内容は終わりです。

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回の内容は王様中心の話になりましたが、

逆に言えばこの王様の順番とやったことを覚えられれば

この単元は点が取れるということです

 

復習をしっかりして頭に焼き付けましょう!

 

次回は古代ギリシャについて書いていきます

 

では!

サクッとオリエント世界⑥(アケメネス朝ダレイオス1世まで)

こんにちは!

 

 

ヒロトです!

 

 

突然ですが、

 

 

オリエント世界についてどんな印象を持っていますか?

 

 

「民族が多すぎる、、、」

 

 

「関係図がごちゃごちゃでわからない、、、」

 

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と思ったことはありますか?

 

 

確かに複雑に見えますよね。

 

 

でも実は一個一個順を追って理解していけばそこまで複雑ではないんです。

 

 

あなたもこの記事を読めば、オリエントマスターになれるかもしれません!

 

 

今回はアッシリア分裂後の世界をアケメネス朝を通してまとめていきます

 

 

アッシリア分裂後

 

アッシリアが分裂して、

 

エジプト、メディア、リディア、新バビロニアが、成立しました

 

 

その中でメディア王国からさらに分離した

アケメネス朝ペルシアが台頭します

 

 

アケメネス朝ペルシア

 

キュロス2世の時にメディアを滅ぼし独立しました。

 

 

キュロス2世新バビロニアを征服した時に

「バビロン捕囚」で捕まっていたユダの人々を解放しました。

 

 

アケメネス朝はBC525年にカンビュセス2世という王様がアッシリア分裂後、オリエントを再度統一しました

 

そして3代目のダレイオス1世はさらに領土を広げ、インダス川からエーゲ海まで幅広い国土を築きました

 

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彼は中央集権的に支配するためにこの大帝国を州に分けて、各州に知事(サトラップ)を置き、さらに知事を監視する「王の目、王の耳」という監視官を置きました。

 

さらに王の道という道路も整備しました。

スサからサルデスまでの道を通して駅伝制を設けました。

 

 

ダレイオス1世ペルセポリスという首都が建設された

 

 

ゾロアスター教

 

アケメネス朝ではゾロアスター教という宗教が流行していました

 

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この宗教は世界を善(光明)、悪(暗黒)の対立であると説き、人々は最後の審判を通して楽園入りするとしました。

 

またアフラ=マズダとアーリマンの対立ともしました

 

経典は「アヴェスター」というものです

 

この宗教は後にキリスト教などにも強い影響を及ぼします

 

唐(中国)で祆教、または拝火教とも呼ばれます

 

 

まとめ

最後にまとめです。

 

1キュロス2世→カンビュセス2世→ダレイオス1世

2駅伝制、王の目王の耳、王の道、サトラップ

3首都はペルセポリス

4アフラマズダ最高神とするゾロアスター教が流行する

 

以上で今回の内容は終わりです!

 

いかがでしたでしょうか?

 

アケメネス朝は範囲が広いので2回に分けてまとめます!

 

次回はダレイオス1世の後のアケメネス朝について書いていきます!

 

では!

 

 

サクッとオリエント世界⑤(オリエント統一)

こんにちは!

 

 

ヒロトです!

 

 

突然ですが、

 

 

古代オリエントについてどんな印象を持っていますか?

 

 

「民族が多すぎる、、、」

 

 

「関係図がごちゃごちゃでわからない、、、」

 

f:id:Tini18:20221214143800p:image

 

と思ったことはありませんか?

 

 

確かに複雑に見えますよね。

 

 

でも一個一個丁寧に覚えていけばそこまで

複雑ではないんです!

 

 

今回の記事を読めばあなたもオリエントマスターになれます!

 

 

今回はいよいよオリエントが統一されるところをまとめていきます

 

 

オリエント統一

 

多種多様な民族を初めて統一したのはセム語系

アッシリアという国でした

 

アッシリアニネヴェというところを首都にしました

 

アッシリアヒッタイトや古バビロニアなどの勢力が後退したタイミングで強大な軍事国家になりました

 

BC7世紀にエジプトを征服してオリエントを統一しました

 

重要事項は2つあります

 

1つ目はアッシュル=バニパル王ニネヴェ大図書館を建設したことです

 

2つ目は広大な土地を駅伝制という制度によって統治したことです

 

国土を州に分けて各地に総督と呼ばれる管理者を置き中央集権的に支配しました

 

 

アッシリア分裂

 

アッシリアはオリエント統一後の支配があまりにも強圧的だったので各地で反乱が起こり崩壊してしまいます

 

 

アッシリアは分裂して4国が新たに登場します

 

 

エジプト、メディア王国、リディア王国、新バビロニアカルデア王国です

 

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メディアとリディアインド・ヨーロッパ語族です

 

 

特に覚えて欲しいのはリディアについてです

 

この国は世界最古の金属貨幣が製造された国です

 

 

さらに新バビロニアは後にヘブライ王国から分裂してできたユダ王国を侵略し、その住民を自国に連れていきました

 

これが有名な「バビロン捕囚」です!

 

 

まとめ

最後にまとめていきます

 

1オリエント統一はアッシリア。都はニネヴェ

2アッシュル・バニパル王大図書館を建設して最大版図を築く

3駅伝制によって中央集権的統治

4アッシリアエジプト、メディア、リディア、

       新バビロニア

5リディアは世界最古の金属貨幣を作った

6新バビロニアバビロン捕囚を行った

 

以上で今回の内容は終わりです!

 

いかがでしたでしょうか?

 

やっとオリエントが統一されました

 

ここからは国の動向をしっかり見失わないように勉強するとわかりやすいです!

 

次回はアケメネス朝についてまとめていきます!

 

では!

サクッとオリエント世界④(アラム人、フェニキア人、ヘブライ人)

こんにちは!

 

 

ヒロトです!

 

 

突然ですが、

 

 

オリエント世界についてどんな印象を持っていますか?

 

 

「民族が多すぎる、、、」

 

 

「関係図がごちゃごちゃでわからない、、、」

 

 

と思ったことはありませんか?

 

 

確かに複雑に見えますよね。

 

 

でも一個一個しっかりと追って理解すれば

実はそこまで難しくないんです

 

 

あなたもこの記事を読んでオリエントマスターを目指しましょう!

 

 

今回はアラム人、フェニキア人、ヘブライ3つの民族に関して解説していきます!

 

 

アラム人

 

まずは、アラム人についてまとめます!

 

彼らはダマスクスというところを拠点において活動していました

 

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この赤丸がダマスクスの位置です

 

この位置がすごく重要で、南にも北にも川を使って行くことができますし、色々な国真ん中にあります

 

彼らはその地の利を活かして内陸貿易によって栄えました

 

そして周辺にはアラム語と呼ばれる言語が浸透しました

 

フェニキア

 

次はフェニキアについて書いていきます!

 

フェニキア人はシドン、ティルスという2つの拠点を持っていました。

 

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シドン、ティルスはこの赤丸です!

 

彼らは海の近くにいたので地中海貿易で発展しました

 

特に、内陸貿易ではアラム人に勝てなかったことも原因の一つです

 

さらに重要な点は彼らの文字であるフェニキア文字は現在のアルファベットのもとになりました

 

彼らは植民地をたくさん作りましたが、

その中でもカルタゴはこの後ローマと激闘を交わすところなので、覚えておきましょう!

 

ヘブライ

 

ヘブライについては2人の王を覚えればokです

 

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1人目はダヴィデ王で、

2人目はダヴィデ王の息子であるソロモン王です

 

ダヴィデ王イェルサレムを都にしてヘブライ王国を作りました

 

ソロモン王はヘブライ王国の最盛期で、

常備軍の設置ヤハウェの神殿を建設するなど

多くの功績があります

 

ヤハウェへの信仰心からユダヤ教が生まれました

 

 

しかしソロモン王の死後ヘブライ王国は分裂します

 

北はイスラエル王国、南はユダ王国です

 

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南のユダ王国新バビロニアという国によって滅ぼされてしまいます

 

その際に、クセルクセス2世という王様が

 

ユダの人々を自国に連れ去ります

これが有名な「バビロン捕囚」です!

 

以上で今回の内容は終わりです!

 

 

この3つの民族はそれぞれ特徴が濃いので覚えやすいと思います

 

まとめると

1アラム人内陸貿易

2フェニキア地中海貿易

3ヘブライダヴィデ王ソロモン王を覚える

4ヘブライ王国イスラエル王国(北)

        →ユダ王国(南)

です!

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

一個ずつイメージをしっかり持って勉強すれば

どんどん頭に入ります!

 

あなたもオリエントマスターになりましょう笑

 

次回はいよいよオリエント統一のところを書いていきます!

 

では!

 

サクッとオリエント世界③(エジプト中王国〜新王国)

こんにちは!

 

 

ヒロトです!

 

 

突然ですが、

 

 

オリエント世界についてどんな印象を持っていますか?

 

 

「民族が多すぎる、、、」

 

 

「関係図がごちゃごちゃでわからない、、、」

 

f:id:Tini18:20221214141508p:image

 

確かに複雑に思いますよね。

 

 

でも一個一個丁寧に学んでいけば関係図も理解しやすくなりますし、知識がどんどん頭に入ります

 

 

あなたもこの記事を読んでオリエントマスターになりましょう!

 

 

今回はその中でも古代エジプトの中王国と新王国についてまとめていきます!

 

 

古王国時代は前の記事をご覧ください!

 

 

中王国(BC21世紀〜BC18世紀、第11〜12王朝)

 

中王国時代古代エジプト史の中で2回目の繁栄期になります

 

 

この時代の重要ポイントは2つです

 

 

1つ目は都が古王国時代メンフィスから

ナイル川中流にあるテーベというところに変わったことです

 

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2つ目はヒクソスという民族に滅ぼされたということです

 

彼らは第15王朝を建設し、これが最初の異民族国家でした。

 

しかし彼らのおかげで馬や戦車の技術が使用可能になり、これは大きな影響でした。

 

新王国(BC16世紀〜BC11世紀、第18〜20王朝)

 

新王国時代重要な王が多いのでそれぞれイメージをつけて覚えましょう!

 

まずは、トトメス3世です!

 

この王様はとにかく軍事力が高かったです

 

シリア、パレスチナやアジアにも定期的に遠征を行なって侵略を防ぎ、交易もしました。

 

さらにナイル川上流にあったクシュ王国を征服し、エジプト最大版図を作りました!

 

めちゃめちゃ強い王様って覚えましょう!

 

そんな彼は「エジプトのナポレオン」と呼ばれました

 

そして次はアメンホテプ4世です!

 

彼は都をテーベからテル=エル=アマルナというところに移します

そして当時アメン神の信仰が強かったのですが、宗教改革を行い太陽神アトン唯一神とする一神教に変えました!

 

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自身をイクナートンとし、アマルナ文書を作りました

 

彼はめちゃめちゃナルシストな王様って感じがします

 

最後にラメセス2世について書いていきます!

 

彼はヒッタイトを相手に、カデシュの戦いを起こしました

 

つまりエジプトvsヒッタイトです!

 

 

結果的には勝利とまではいきませんでした。

 

 

以上をまとめていきます!

 

1都はメンフィス→テーベ→テル=エル=アマルナ

2トトメス3世は強い!

 アメンホテプ4世はナルシスト

 ラメセス2世カデシュの戦いをした

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

王様をイメージ付けて覚えるのは斬新ですが、

意外と記憶に残ります!ぜひやってみてください

 

この記事を読んでエジプトマスターになれたでしょうか?

 

次回は当時の交易や他の民族についても書いていきます!

 

 

では!

 

 

 

サクッと古代オリエント世界②(古代エジプト古王国まで)

こんにちは!

 

 

ヒロトです!

 

 

突然ですが、

 

 

古代オリエント世界についてどんな印象を持っていますか?

 

 

「民族が多すぎる、、、」

 

 

「関係図がごちゃごちゃでわからない、、、」

 

 

と思ったことはありませんか?

 

 

確かにとても複雑に見えますよね。

 

 

でも一個一個しっかりと理解しながら学んでいけばそこまで複雑ではないんです!

 

 

今回はオリエント世界の中でも

古代エジプトについてまとめていきます!

 

 

この記事を読んだ後、

あなたは古代エジプトマスターになっているかも知れません!

 

古代エジプト

 

古代エジプトがどのような土地であったか?

 

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古代ギリシアの歴史家ヘロドトスによれば

「エジプトはナイルの賜物」と言っています

 

 

つまりエジプトの繁栄はナイル川の影響を強く受けているということです。

 

 

そして大きな川の近くは人が集まってくる絶好の場所です。

 

 

エジプト文明

BC5000年頃、ナイル川流域にエジプト文明が成立しました。

彼らは牧畜や農耕を行い、灌漑農業の形跡も発見されました。

 

農業をする上で一番大事なことは時間感覚を持つことです。

 

そして彼らは太陽を元に時間を測る太陽暦を発明しました

 

さらに村落が次第に集まり、小国家(ノモス)が出来上がり、その過程において

・青銅器の製作

神聖文字(ヒエログリフ)の製作

が行われました。

 

 

ヒエログリフロゼッタストーンという碑文に書かれていて、ロゼッタストーンは上から

ヒエログリフ(神聖文字)→デモティック(民用文字)→ギリシア文字が書いてあります

 

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考古学者のシャンポリオンギリシア文字からヒエログリフは解読しました。

 

歴史上エジプトは合計31王朝も存在するため4つの区分に分けられます

 

それが初期王朝、古王国、中王国、新王国の4つです!

 

今回は初期王朝と古王国について書いていきます

 

初期王朝(BC3000〜2650、第1〜2王朝)

初期王朝から解説していきます

 

初期王朝は簡単です!

 

ノモスという集落の首長の権力から脱した

ファラオ自身を太陽神の化身としてナイル川中部にあるメンフィスというところを都にして最初の王国を建国しました。

 

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各州に州知事を置いて支配していました

 

 

古王国(BC2650〜BC2160、第3〜6王朝)

 

古王国時代最初の繁栄期です!

 

ファラオが頂点にいる中央集権国家が完成しました

 

古王国では象徴的なギザのピラミッドが作られました。

 

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第4王朝のクフ王、カウラー王、メンカウラー王が有名です!

 

以上で古王国時代は終わりです!

 

 

今回の記事をまとめると

1「エジプトはナイルの賜物」

2エジプト文明の発明は、太陽暦青銅器ヒエログリフ

3古王国時代クフ、カウラー、メンカウラーの3人の権力が強く、ギザの3大ピラミッドも作られた

4初期王朝、古王国時代の都はメンフィス

 

以上で今回の内容は終わりです!

 

いかがでしたでしょうか?

古代エジプトは時代ごとに区切るとすごくわかりやすいです!

次回の中王国、新王国時代の記事も合わせて読んでいただけるとエジプトマスターになれます!

 

では!

 

 

サクッと古代オリエント世界①(メソポタミア)

 

こんにちは!

 

 

ヒロトです!

 

 

突然ですが、

 

 

古代オリエントについてどんな印象を持っていますか?

 

 

「民族が多すぎる、、、」

 

 

関係図がよくわからない、、、」

 

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このように思ったことはありませんか?

 

 

確かにものすごく複雑に絡み合っていますよね。

 

 

でも、一個一個丁寧に覚えていけばそのつながりも捉えやすくなります!

 

 

各民族の歴史を学び、少しずつ紐解いていけば、

あなたも古代オリエントマスターになれます!

 

 

今回はその中でメソポタミア文明について、そこに定着した民族の動向などと一緒にまとめました

 

 

古代メソポタミアティグリス川とユーフラテス川に囲まれて、「肥沃な三角地帯」と呼ばれていていました。

 

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つまり土地に養分が多いと言うことです。

 

中国文明のところでも書きましたが、川の近くは人が集まるポイントになります!

 

BC3100年頃、最初に定着した民族はシュメール人でした。

 

彼らは青銅器文明でした。

 

覚えておくことは、

 

・彼らが都市国家を形成したこと

楔形文字を使ったこと

ウル、ウルク、ラガッシュ、ジッグラトといった遺跡が発見されたこと

神権政治を行なっていたこと

です!

 

BC24世紀〜23世紀、次に定住したのがアッカドでした

 

彼らはセムといわれる民族です。他にも度々でてくるので覚えておきましょう

 

彼らについて覚えることは1つしかありません

 

それは初めてメソポタミアを統一した

最初の統一王朝であることです

 

BC19世紀〜16世紀、その次に定着したのがアムル人です!

 

彼らもセムです!

 

彼らは古バビロニア王国を建てました

 

そしてかの有名なハンムラビ王はこの王国の王様です!

 

ハンムラビ王ハンムラビ法典を作りました

 

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これは世界三大法典の一つです

「目には目を、歯には歯を」で有名ですが、

実はこれある特徴があるんです

 

それは復讐法身分差別法だということです

 

復讐法であることは知られていますが身分差別法であることはあまり知られていません

 

奴隷が主人の目をつぶしたら死刑になるのに対し

主人は奴隷を殺しても罰金で済む場合がありました

 

一応この実態も覚えておいてください!

 

彼らはヒッタイトという人たちに侵入され滅びます

 

インドヨーロッパ語族の台頭

 

セム語系以外にもインドヨーロッパ語族という

集団がいました

 

その中で、

 

BC18世紀〜12世紀の間、

ヒッタイト人は小アジアというところに

ヒッタイト王国を建国します

 

そしてバビロニア(アムル人)を征服します

 

彼らが強かったのは鉄製武器を使えたからです

 

しかし彼らも海の民という人たちによって滅ぼされます

 

海の民の詳細はまだはっきりしていませんが当時の戦力は凄まじく色々な国が彼らの侵入によって影響されました

 

そのあとヒッタイト小アジアを取ったのと同じくらいにメソポタミアに進出した人たちがいました

 

北部はミタンニ王国(BC18〜13世紀)が成立して、

南部はカッシート王国(BC16〜12世紀)が成立しました

 

 

まとめると

メソポタミア地域は

シュメール→アッカド→アムル(古バビロニア)→ヒッタイトに滅ぼされる

ミタンニ(北部)カッシート(南部)

小アジア

ヒッタイト海の民

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回はメソポタミアに限定してまとめました

 

古代オリエント世界はこのように細かく区切って覚えていき、最後に全体で関係図を完成させるのが理想的な勉強法です!

 

この記事を読んだあなたはもうメソポタミアマスターです!

 

次は古代エジプトについて書いていきます!

 

では!